コンサルティング
ソフトウメヤはアジャイル方式のプロセスコンサルティングを得意としますが、目指すのはお客様にとってのプロセス作りです。
適応型開発プロセスのコンサルティング
今までのソフトウェア開発は、なるべく属人性を排除して人々を機械的なプロセスの中に押し込むことを目指していました。しかし最近では、むしろ開発に携わる人々の力をいかに引き出せるかということがテーマになってきています。量から質への発想の転換が始まっているのです。人海戦術的なアプローチには限界があります。少ない人数でも生産性を高め、コストパフォーマンスを高めていくことが企業にとって必要とされています。今まで採用してきた開発プロセスが本当に有益なのか、見直していかねばなりません。
現在、主要とされるソフトウェア開発プロセスは、Unified Process(UP)に代表されるような重量級のプロセスから、XPに代表されるような軽量級のプロセスまで、多岐にわたります。しかしこうした重量級、軽量級という開発プロセスの分類は、実はあまり意味のあるものではありません。UPはプロセスのフレームワークであり、必要とされる要素のみを抽出していくことで軽量にしていくことができます。一方XPのような軽量級のプロセスも、SCRUMのようなマネージメント系のプロセスラッパーと組み合わせることで、大規模向けにカスタマイズしていくことができます。
歴史的な経緯から、当初想定されていたプロジェクトの規模や性質は異なりますが、どちらも開発に伴うリスクを軽減する、無駄を省くという点においては同じ方向を向いています。それぞれを対立するものと考えずに、組織やプロジェクトに合わせて良いとこ取りをしていく(テーラリング)という姿勢が必要です。
ソフトウメヤではお仕着せの開発プロセスを無理矢理にプロジェクトに当てはめるようなことは行いません。プロジェクトは生き物であり、どのようなプロセスがもっとも適切かどうかは、そのプロジェクトの規模、人員、期間、時期、地理的関係などによって異なってくるからです。UPからXPまでの豊富な知識と実践経験を活かし、プロジェクトにもっとも合ったプロセスを、お客様とともに育てていく方式を採用しています。
コンサルタントが役目を終えてプロジェクトから離れていった後も、お客様がプロセスを自分のものとし最適化していけるようになる、そうしたコンサルティングを目指しています。
コンサルティングパック
1日を基本単位としてコンサルティングを行います。
- 1日コース (ミーティング、ドキュメントなどのスポット的なレビュー中心)
- 1週間コース(1週間を通したプロセスのレビュー)
- コーチ参画1月コース(コーチとしてチームに合流しプロセス改善を行う)
など、プロジェクト内容に応じて柔軟に対応できます。お気軽にお問い合わせ下さい。